ラッキートリガーとは?
「ラッキートリガー(LT)」
2024年3月6日より、このラッキートリガーが搭載された機種が導入されています。
すでにラッキートリガー搭載機を遊技した方もたくさんいらっしゃると思います。
が、ところでこのラッキートリガー。具体的な内容を知っている方は少ないのではないでしょうか。
遅ればせながら、ここではそんなラッキートリガーについて解説していきます。
「細けぇこたぁどうでもいいんだよ!」という方は、
「(超)上位ラッシュ」という認識でオーケーです。
※ここから先は細かい話しになってきます。興味のある方だけついてきてください。
ラッキートリガーとは簡単に言えば「大量出玉を獲得できる契機」です。
パチンコには総量規制というものがあり、ラッシュ1回あたりの期待出玉の上限が決められています。
少し前まで総量規制の上限は「6400個」でしたが、2023年6月に「9600個」(現在の1.5倍!)へ規制が緩和されました。
この「6400個を超え9600個未満」の期待値出玉を獲得できる契機が「ラッキートリガー(LT)」となります。
【補足】
この総量規制はラッシュ1回当たりの期待値となり、初当り時の出玉は含まれません。
「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2(リゼロ2)」の初当りを含めたラッシュ期待値は約9300個ですが、
ラッシュ1回の期待値は初当たりの3000個を引いた約6300個となり、
総量規制の6400個以内に収まるようになります。
ラッキートリガーのスペック条件
ラッキートリガーを搭載するためにはいくつか条件があります。
一つずつ確認していきましょう。
- 獲得球数の期待値が3200個未満であること
獲得球数の期待値とは「RUSH、通常など全ての初当りを含めた平均期待出玉」のことで、
これを3200個未満にする必要があります。
参考までに「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2(リゼロ2)」の獲得球数の期待値が約5200個です。(ラッシュ時の期待値約9300個。通常の1500での平均値)
そのため、現実的にラッキートリガーを搭載できるのは初当り確率が約1/199前後のライトミドルや甘デジタイプになってきます。
補足
よく他のサイトで1/199以上でないと搭載不可と紹介されていますが、1/199以上という条件はありません。
現に「P真・座頭市物語」はラッキートリガー搭載で初当り確率は約1/207です。 - P機、e機(スマパチ)は問わない
P機でもe機(スマパチ)でも搭載可能です。
ただし、スマパチに搭載可能な「Cタイム」と混合させることはできません。
補足
Cタイムとは、eソード・アート・オンライン(SAO)、e仕置人などに搭載されている、特定条件で発生する時短のこと。似たもので「C時短」がありますが、これとは違います。 - ラッキートリガーへの突入率が高すぎてはいけない
細かい条件になりますが、
「LTの到達率 × LTの期待値(初当たり出玉を除く)を、総獲得球数の期待値(初当たり出玉を含む)の1/2以下にすること」
という条件があります。
上記の式を知っていれば、逆にLTの到達率などを計算することもできます。
たとえば「P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~ラッキートリガーVer.」だと、
LTの期待値=約9300個
総獲得球数の期待値=約3100個
なので
(3100/2) / 9300 = 0.1666
で、約16.6%がラッキートリガーの到達率になります。 - 通常RUSHの期待出玉は6400個未満であること
通常RUSH(LTではないRUSH)の期待出玉は、もともとの総量規制である6400個未満になります。
もっとも、ここの期待出玉を高くしすぎると、条件1で記載した「獲得球数の期待値が3200個未満であること」をクリアできませんね。
まとめ
なんだか難しい話しでしたね。
この記事を書くにあたり、私も調べながら書いていたので間違いがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。(間違いを発見した方はコメントでそっと教えてください(笑)
簡単にまとめると、ラッキートリガーありきはNG。
あくまでも「引けたらラッキー」というトリガーってことですね。
パチスロでいうところのフリーズみたいな存在?(←パチスロはほぼ打たないので例え違うかも)
以上、今回はラッキートリガーの解説でした。
見せ方次第でいろいろなスペックの機種が作れますので、今後の各メーカーさんに期待しましょう。
LT到達までの期待出玉も含めると、期待値は万発をゆうに超えてきます。
夢はありますが、アツくなりすぎないよう注意しましょう。
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